尽心(読み)じんしん

精選版 日本国語大辞典 「尽心」の意味・読み・例文・類語

じん‐しん【尽心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「孟子‐尽心上」の「尽其心者知其性也、知其性則知天矣」による ) 物事真理真相を、精神知能のかぎりを尽くして知ろうとすること。
    1. [初出の実例]「権乗の菩薩は、この中に少分尽心の無作を発して」(出典:十善法語(1775)七)
  3. 心のかぎりを尽くすこと。〔孟子‐梁恵王〕

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普及版 字通 「尽心」の読み・字形・画数・意味

【尽心】じんしん

心を究め知る。〔孟子、尽心上〕其の心を盡すは、其の性を知る。其の性を知れば、則ち天を知る。其の心を存し、其の性をふは、天に事(つか)ふる以(ゆゑん)なり。

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