ことほぎ

百科事典マイペディア 「ことほぎ」の意味・わかりやすい解説

ことほぎ

古くは〈ことほき〉。言葉によって祝うこと,またその言葉。祝言。祝詞(のりと),寿詞(よごと),家讃め,国讃め,予祝芸の類をいい,〈こと〉(言)によって〈ほく〉(祝う)が原義。言葉には呪力があり,現在の幸福をよろこび神に感謝し,めでたい言葉によって将来の幸福を神に祈れば,それが実現されると信じられた。《古今和歌集》の賀歌〈わが君は千代に八千代にさざれ石の巌(いわお)となりて苔のむすまで〉はその一例。〈寿(ことぶき)〉は〈ことほぎ〉の理想的な結果である。

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