こども食堂(読み)こどもしょくどう

共同通信ニュース用語解説 「こども食堂」の解説

こども食堂

困窮世帯や孤食家庭子どもらを支援する目的で、無料低額食事を提供する社会活動。2012年ごろからこの名称が使われ始めたとされ、支援団体によると、6年ほどで全国2千カ所以上に広がった。設置や運営に公的基準はなく、担い手毎月の開催回数もさまざま。高齢者を含む地域交流の場にもなる一方で、資金繰りなどで試行錯誤する食堂も少なくない。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

知恵蔵mini 「こども食堂」の解説

こども食堂

主に貧困家庭一人親家庭の子どもを対象に、栄養バランスの取れた食事や地域の人々とのふれあい時間を無料または安価で提供する取り組み。十分な食事を取れなかったり、一人で食事をしていたりする子どもたちを支援するため、NPO法人などが実施している。都市部を中心に全国各地で取り組みが広がっており、注目を集めている。

(2015-6-15)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android