コマチアイト内ニッケル鉱床(読み)コマチアイトないニッケルこうしょう

最新 地学事典 の解説

コマチアイトないニッケルこうしょう
コマチアイト内ニッケル鉱床

komatiite-hosted nickel deposit

超苦鉄質岩の一種であるコマチアイト中に胚胎するニッケル鉱床。カナダ・オーストラリア・南アとその周辺地域に分布する始生代のグリーンストーン帯にみられ,コマチアイト質マグマから不混和現象によって分離した硫化物マグマの小滴が,溶岩流の底の凹部などに濃集したもの。鉱石磁硫鉄鉱ペントランド鉱黄銅鉱・含Co黄鉄鉱等からなり,コマチアイト中に塊状・鉱染状で産出。サドベリー型のニッケル鉱床に比べ小規模だがNi/(Ni+Cu)比は高いものが多い。Cu・Co・PGEなどが重要副産物。カナダのAlexo鉱床・Marbridge鉱床,オーストラリアのKambalda鉱床,ジンバブウェのShan-gani鉱床などが有名。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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