コラープル(その他表記)Kolhāpur

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コラープル」の意味・わかりやすい解説

コラープル
Kolhāpur

インド西部,マハーラーシュトラ州南西部の都市。クリシュナ川支流のパンチャガンガ (川) 南岸斜面に位置。アラビア海岸まで約 100kmであるが,ウェスタンガーツ山脈にへだてられ,降水量は少い。大規模な製糖が行われ,綿工業窯業製紙レース編みが盛ん。周辺で産するのこぎりの取引が行われ,グルといわれるバラ香水を特産。近くに多くの仏教遺跡があり,市内には多くの寺院宮殿がある。人口 40万 5118 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android