デジタル大辞泉
「ぐる」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
ぐる
- 〘 名詞 〙
- ① しめし合わせてたくらみをなす仲間。共謀者。一味。多く、悪事をたくらむ仲間をさしていう。
- [初出の実例]「目代(めしろ)になる此の乳母(うば)はぐる也」(出典:浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上)
- ② ( からだにぐるりと巻く物の意から ) 帯(おび)の異称。江戸時代、人形浄瑠璃社会の隠語として使われたものが広まった語。
- [初出の実例]「ぐる(帯)を取って真裸もいい」(出典:洒落本・辰巳婦言(1798)四つ明の部)
- ③ =ぐるぐるわげ(━髷)
- [初出の実例]「神鳴のならざる年ははしゐして〈遠水〉 行水の後くるにゆふ髪〈岩翁〉」(出典:俳諧・雑談集(1692)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
グル
guru
〈重い〉という意味のサンスクリットの形容詞で,転じて〈重んずべき人〉をさす名詞となった。インドで父・母をはじめ目上の人一般をさして用いられるが,なかでも〈師〉の意味で用いることがもっとも多い。インドではベーダ時代以来,少年期に師のもとでベーダを学習する定めがあり,グルすなわち師は精神的指導者として最上級の尊敬を受けた。このため,師への服従と献身とは弟子の義務の第一として,法典をはじめとするさまざまな文献でくり返し強調されている。なお〈グル〉は,固有名詞として,ミーマーンサー学派の哲学者プラバーカラを祖とする学派をも意味する。
執筆者:吉岡 司郎
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
Sponserd by 
グル
インド社会で〈師〉を尊敬する呼称。ベーダ時代以来,師は精神面を導く者として最上級に尊敬され,師への服従と献身は弟子の第一の義務とされる。シク教の教主をグルと呼ぶほか,今日では世俗的にも用いられる。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
Sponserd by 
グル
guru
サンスクリット語で先生,師匠の意。尊敬すべき長老,教団の統制者に対する尊称。グルに対し,その弟子をシシュヤ śiṣyaという。ナーナクを開祖とするシク教においては,教団の統理者のことをグル (法王) と呼ぶ。ナーナクを初代として 10人のグルが順次に教団を指導した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 
世界大百科事典(旧版)内のぐるの言及
【貨幣】より
…これらの金属のなかで,早くから本位貨幣の性格を示していたのが銀であった。古くは大麦1グルgur(約252.6l)が銀1シクルšiqlu(約8.4g)に対応するとされ,銀が等価基準の役割を果たした。エシュヌンナ法典(前19世紀)は,銀1シクルに相当する諸種の品物の量を列記した標準価格表を掲げている。…
【シク教】より
…〈シクsikkh〉というのは,サンスクリット語の〈シシヤśiṣya〉に由来することばで,〈弟子〉を意味する。シク教徒は,ナーナクをはじめとするグルguru(師。とくにシク教の場合には法主)の忠実な弟子であると考えられているからである。…
【シク教】より
…〈シクsikkh〉というのは,サンスクリット語の〈シシヤśiṣya〉に由来することばで,〈弟子〉を意味する。シク教徒は,ナーナクをはじめとするグルguru(師。とくにシク教の場合には法主)の忠実な弟子であると考えられているからである。…
※「ぐる」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
Sponserd by 