最新 地学事典 「コルディレラ地向斜」の解説
コルディレラちこうしゃ
コルディレラ地向斜
Cordilleran geosyncline
アラスカ南部~メキシコに至る北米大陸西海岸沿いに,先カンブリア代末~中生代に存在した地向斜。地向斜の東縁は,アラスカ南東部~Northern Cordillera,カナダから米国モンタナ州の北部ロッキー山脈,さらにユタ州~ネバダ州のGreat Basinの東縁に沿い,カリフォルニア州南東部からメキシコに達する。この地向斜の造山運動(コルディレラ造山運動)はジュラ紀~新生代中期に起こったとされるが,それ以前の時代にも知られている。本地向斜での堆積盆の形成,火成・変成活動を含む造山運動は北米大陸西海岸沿いに,海洋プレートが沈み込む一連の過程を経て形成された。
執筆者:清水 大吉郎・指田 勝男
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

