日本大百科全書(ニッポニカ) 「コンサドーレ札幌」の意味・わかりやすい解説
コンサドーレ札幌
こんさどーれさっぽろ
日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）所属クラブ。欧文表記はCONSADOLE SAPPORO。法人名は「株式会社北海道フットボールクラブ」。札幌市をホームタウンとし、北海道を活動区域とする。ホームスタジアムは札幌厚別(あつべつ)公園競技場（収容人員2万0005）、札幌ドーム（収容人員4万1484）。チーム名は、「どさんこ」の逆さ読みに、ラテン語の響きをもつ「オーレ」をつけたもの。マスコットはシマフクロウの「ドーレくん」。クラブカラーはレッド、ブラック、ブルーグレー、ホワイト。
1935年（昭和10）に川崎市に東芝堀川町サッカー部として創設された。1978年に日本サッカーリーグ二部に昇格、1980年には株式会社東芝サッカー部と改称し、1989年（平成1）に日本リーグ一部昇格を果たす。1992年に第1回JFL一部に参加した。1996年札幌への移転と同時に現在のコンサドーレ札幌に改名してJリーグ準会員となり、1998年からJリーグ正会員となってディビジョン1（J1）に昇格した。1999年に行われたJ1参入決定戦に敗れてJ2に降格。2001年にJ1復帰、2003年にJ2へ降格、2008年にJ1復帰、2009年にJ2降格した。
過去に在籍した選手には山瀬功治（1981― ）、今野泰幸(こんのやすゆき)（1983― ）がいる。
［中倉一志］
『北海道新聞情報研究所編『コンサドーレ札幌「赤と黒」の奇跡』（2001・北海道新聞社）』
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