コンパクチン

化学辞典 第2版 「コンパクチン」の解説

コンパクチン
コンパクチン
compactin

C23H34O5(390.52).Panicillium citrinumの培養液中よりコレステロール生合成阻害剤として発見された化合物融点152 ℃.+283°(アセトン).コレステロールの生合成に関与する重要な調節酵素の一つである,3-ヒドロキシ-3-メチルグルタリルCoA還元酵素を特異的に阻害する.抗真菌作用をもつ.シンバスタチンは半合成誘導体である.[CAS 73573-88-3]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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