コンビナトリアル・バイオエンジニアリング(読み)こんびなとりあるばいおえんじにありんぐ(その他表記)combinatorial bioengineering

知恵蔵 の解説

コンビナトリアル・バイオエンジニアリング

コンビナトリアル・ケミストリーバイオテクノロジーの融合技術。コンビナトリアル・ケミストリーは、多種類の物質を同時に網羅的に最少量合成し、目的物を探し出す材料探索法。コンビナトリアル・バイオエンジニアリングでは、網羅的な物質の合成にDNAたんぱく質合成系を用いる。DNAの塩基配列を変えることにより多種類の新規たんぱく質を合成し、新しい機能を示すたんぱく質や、これらのたんぱく質と相互作用する医薬品などを探し出す。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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