コンピュータソフトウェア協会(読み)こんぴゅーたそふとうぇあきょうかい

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

コンピュータソフトウェア協会
こんぴゅーたそふとうぇあきょうかい

コンピュータ・ソフトウェア製品の関連企業による業界団体。ソフトウェア産業にかかわる政策提言や調査研究、ソフトウェアの普及啓発のための資格や認証制度、技術者の育成、ベンチャー企業支援などを行う一般社団法人である。英語名はComputer Software Association of Japan、略称CSAJ。事務局は東京都港区赤坂。2013年(平成25)10月時点の会員数は413社・団体。

 1982年(昭和57)に会員22社の任意団体日本パソコンソフトウェア協会として設立。1986年に社団法人の認可を受け、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会、さらに2006年には社団法人コンピュータソフトウェア協会に改称した。2007年、プライバシーマーク指定審査機関として認定され、2012年に一般社団法人に移行した。プライバシーマーク制度運用ほか、ソフトウェア・IT利用技術者育成のための資格認定事業、JIS X 25051(ISO/IEC25051)に準拠したパッケージソフトウェア品質認証事業(PSQ認証制度)を実施している。1991年(平成3)に設立されたコンピュータソフトウェア著作権協会は、同協会の活動組織が前身である。また、コンピュータソフトウェア倫理機構は同協会の働きかけを受けて1992年発足し、倫理審査事業を継承した。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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