コース巻(読み)コースまき(その他表記)direct haulage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コース巻」の意味・わかりやすい解説

コース巻
コースまき
direct haulage

軌道による斜坑運搬法の一種。コース (鋼首) とは巻綱 (鋼製ロープ) を炭車などに連結するため,ロープの先端に取付ける一種の鐶で,これを用いて列車編成した実車 (石炭を積んでいる炭車) や空車をロープに連結し,斜坑上部に設置してある巻上機により巻上げたり巻降ろしたりする斜坑運搬法をいう。これには単線巻と複線巻がある。前者単線軌道を用い,1本のロープにより交互に巻上げ,巻降ろしを行い,単胴の巻上機が用いられる。後者複線軌道により複胴の巻上機で2本のロープを用い,一方で空車を巻降ろす。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む