最新 地学事典 「コートランダイト」の解説
コートランダイト
cortlandite
角閃石かんらん岩のうち,角閃石が巨晶をなし,かんらん石や輝石を含むポイキリティックな組織を特徴とする岩石。かんらん石と斜長石の接触部のかんらん石側に無色輝石,斜長石側にアクチノ閃石の放射状集合の二重の反応縁が発達し,この部分にスピネル(ヘルシナイト)を伴う。花崗岩を産する広域変成帯にノーライト岩体の一岩相をなすことが多いが,角閃石岩に伴うこともある。苦鉄質マグマからの結晶の集積と初生変質でできると考えられている。日本では領家帯と阿武隈帯に小岩体をなす。参考文献:G.H.Williams(1886) Am. J. Sci., Vol.30~31
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

