広域変成帯(読み)こういきへんせいたい(英語表記)regional metamorphic belt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

広域変成帯
こういきへんせいたい
regional metamorphic belt

数十 kmから数百 kmの細長い地域にわたって広義の結晶片岩を生じるような変成作用広域変成作用といい,特定の火成岩などを熱源とする局所的な変成作用と区別する。広域変成作用を受けた地帯を広域変成帯という。変成帯と同義語

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百科事典マイペディアの解説

広域変成帯【こういきへんせいたい】

広域変成作用によってできた変成岩(千枚岩結晶片岩片麻岩など)の分布地域。帯状に分布。中心部から両側へ変成度の高いものから低いものへの帯状分布がみられる。多くは変成度の高いところに花コウ岩バソリスを伴うが,その代りに蛇紋岩を伴うものもある。→変成帯
→関連項目日高変成帯

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精選版 日本国語大辞典の解説

こういき‐へんせいたい クヮウヰキ‥【広域変成帯】

〘名〙 広域変成作用を受けた地帯。褶曲(しゅうきょく)山脈を形成した造山帯の中心部に広く分布。種々の結晶片岩、片麻岩から成る。カレドニア造山運動によるスカンジナビア半島、アルプス造山運動によるアルプス、日本では領家、三波(さんば)川、日高の変成帯など。

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世界大百科事典内の広域変成帯の言及

【変成帯】より

…巨大な断層は非常に低い角度の逆断層であったり,水平方向の移動量の多い横ずれ断層であったりする。変成帯には広域変成帯,接触変成帯,ミロナイト帯(延性的剪断帯)がある。広域変成帯は造山帯の中心付近に非常に大規模に分布している。…

※「広域変成帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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