コールドパーマ

デジタル大辞泉 「コールドパーマ」の意味・読み・例文・類語

コールド‐パーマ

《〈和〉cold+permanent waveの略》熱を使わずに、薬液だけを用いて常温でかけるパーマネントウエーブコールドウエーブ

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精選版 日本国語大辞典 「コールドパーマ」の意味・読み・例文・類語

コールド‐パーマ

  1. 〘 名詞 〙 ( 洋語[英語] cold+パーマ〔パーマネントの略〕 ) 熱を使わずに、薬品だけで頭髪ウエーブをつけること。コールドウエーブ。
    1. [初出の実例]「彼女のコールドパーマをかけた頭」(出典:負け犬(1953)〈井上友一郎〉)

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世界大百科事典(旧版)内のコールドパーマの言及

【髪形】より

…1930年代に入ると,電気パーマネントがアメリカから輸入されてショートヘアが流行するが,第2次大戦中は服装の規制とともにパーマも禁止された。戦後1948年ころ輸入開発されたコールドパーマネント技法は,55年ころのヘプバーン・スタイルやセシル・カット,おかっぱ風のボブ・スタイル,ページボーイ(内巻き)など軽快な髪形を次々と生み出した。1970年以降は,オオカミ・カット,カーリーヘアのような個性的な髪形も追求され,男女ともにカット・アンド・ブローという,パーマによらずカットのみで形づける技術が広く行われている。…

【パーマネント・ウェーブ】より

…日中戦争から太平洋戦争にかけては敵性語禁止のため〈電髪〉と呼ばれるようになり,追放・自粛運動が行われ,機械も多く供出された。当時アメリカではコールド・パーマネント・ウェーブcold permanent waveの時代に入っており,終戦とともに進駐軍家族によって紹介され,48年ころには国産の薬液が製品化されて,美容・理容業界に大きく広がっていった。 コールド・パーマはイギリスの化学者J.スピークマンが1936年に羊毛の分子構造の研究から,頭髪のケラチン細胞の側鎖を切るコールド・ウェーブの原理を完成したことに始まるといわれる。…

※「コールドパーマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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