ゴツ・ゲツ・まるた

普及版 字通 「ゴツ・ゲツ・まるた」の読み・字形・画数・意味


7画

[字音] ゴツ・ゲツ
[字訓] まるた

[字形] 形声
声符は兀(こつ)。兀は頭髪を切りおとした形。は木の枝を払った形で、まるたの類をいう。それを梃子にしてものを動かすを(ごつ)という。〔玉〕に「樹の枝無きものなり」とあり、(ごつげつ)とはものの不安定な状態をいう。〔書、秦誓〕に「(くに)のは、曰(ここ)に一人に由る」の語がある。

[訓義]
1. きりかぶ、枝のない木、短く太い木、まるた。
2. こしかけ。
3. 不安定なさまをいう。

[古辞書の訓]
名義抄 クヒセ・ウタキ・ウゴカス 〔字鏡集 ウタキ・ウゴカス・キノエダナキ・クヒセ・アク・タユ

[熟語]

[下接語]
・檮

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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