ごほごほ(読み)ゴホゴホ

デジタル大辞泉 「ごほごほ」の意味・読み・例文・類語

ごほ‐ごほ

[副]軽くせきをする声を表す語。ごほんごほん。「ごほごほ(と)せき入る」
[類語]ごほんこほこほ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごほごほ」の意味・読み・例文・類語

ごほ‐ごほ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 物の鳴りひびく音を表わす語。→こほこほ
  3. (せき)をする音、液体を注ぐ音や煮えたぎる湯の音などを表わす語。
    1. [初出の実例]「大盃の十度入なんどと云やうなに、一盃ごほごほと、うけて、すきと飲で、なんぼう、たべてさうぞ。御覧ぜよとて、一棹(ふり)ふって」(出典:三体詩素隠抄(1622)一)
    2. 「舅は身を倒して、枕を付けるとごほごほと咳入る」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

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