ゴルテュナ(その他表記)Gortyna; Gortyn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴルテュナ」の意味・わかりやすい解説

ゴルテュナ
Gortyna; Gortyn

クレタ島の中央南部の古代ギリシアの都市。ゴルチュナとも表記される。住民ドーリス人東西をつなぐ要港を支配する都市として発展。クレタ島がローマ属州となってからも,その州都となり,ビザンチン時代まで繁栄した。前5世紀中頃の有名なゴルテュン法財産,家族,債務などに関して規定しているが,司法概念はかなり進んでおり,奴隷の地位の高いことなど特異な内容を含み,ヘレニズム期以前のギリシア法として法制史のみならず社会経済史上重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む