サイモンとガーファンクル(読み)さいもんとがーふぁんくる(その他表記)Simon & Garfunkel

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

サイモンとガーファンクル
さいもんとがーふぁんくる
Simon & Garfunkel

アメリカのフォーク系デュオ・グループ。Paul Simon(1941― )とArt Garfunkel(1941― )の2人組。ニューヨークの小学校で親しくなり、中学生のころからロックン・ロールデュエットを始め、1957年にトム&ジェリーの名称で録音した『ヘイ、スクールガール』がヒット。大学進学のためにコンビを解消したが61年に再会。卒業後サイモン&ガーファンクルとしてサイモン作のモダン・フォーク・ソングを歌い、65年に『サウンド・オブ・サイレンス』が大ヒット、さらに『スカボロー・フェア』『ミセス・ロビンソン』(以上3曲は1968年、映画『卒業』に用いられた)、『明日(あす)に架ける橋』など、現代の社会と人間の内面を知的に表現し、幅広い層に共感をよんだ。71年に解散宣言をしないままそれぞれがソロ活動に入っている。

青木 啓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む