最新 地学事典 「サイロメレン」の解説
サイロメレン
psilomelane
ロマネシュ鉱の同義語。また硬マンガン鉱の和名が用いられていたこともあったが,実際にこれが適用されていたのはクリプトメレンであった。ロマネシュ鉱は化学組成BaMn2+Mn84+O16(OH)4。単斜晶系,空間群C2/m, 格子定数a1.3929nm, b0.28459, c0.9678,β92.39°, 単位格子中2分子含む。黒~鋼灰色,亜金属光沢。硬度5~6,土状のものは低い。比重6.45。各種マンガン鉱床の酸化帯中に産する。また堆積物中の団塊として,あるいは石灰岩を交代して産する。命名はギリシア語の「滑らか」と「黒」を意味する語の合成。
執筆者:加藤 昭・広渡 文利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

