精選版 日本国語大辞典 「さえも」の意味・読み・例文・類語 さえ‐もさへ‥ ( 副助詞「さえ」と係助詞「も」とが重なったもの ) 添加の意を表わす。…までも。→副助詞「さえ」。[初出の実例]「池の辺の松の末葉に降る雪は五百重(いほへ)降りしけ明日左倍母(サヘモ)見む」(出典:万葉集(8C後)八・一六五〇)「ことならば言の葉さへも消えななむ見れば涙のたぎまさりけり〈紀友則〉」(出典:古今和歌集(905‐914)哀傷・八五四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例