さしった

精選版 日本国語大辞典 「さしった」の意味・読み・例文・類語

さしっ‐・た

  1. [ 一 ] ( 「する」の意の尊敬語「さしゃる」の連用形に完了の助動詞「た」の付いた「さしゃった」の変化したもの ) なさった。
    1. [初出の実例]「コレ幸や、沢様はどふさしった」(出典:洒落本・南閨雑話(1773)馴染の体)
  2. [ 二 ] ( 尊敬の助動詞「さしゃる」の連用形に完了の助動詞「た」の付いた「さしゃった」の変化したもの ) ごく軽い尊敬の意を表わす。…なさった。四段型活用以外の動詞の未然形に付く。四段型活用の動詞には「しった」が付く。
    1. [初出の実例]「きさしったら、ちょっと知らせてもらひたい」(出典:歌舞伎・傾城金秤目(1792)三番目中幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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