させも(読み)サセモ

デジタル大辞泉 「させも」の意味・読み・例文・類語

させ‐も

させもぐさ」の略。
「契り置きし―が露を命にて哀れ今年の秋もぬめり」〈千載・雑上〉

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精選版 日本国語大辞典 「させも」の意味・読み・例文・類語

させ‐も

  1. 〘 名詞 〙
  2. させもぐさ」の略。
    1. [初出の実例]「ちぎりをきしさせもが露を命にてあはれことしの秋もいぬめり〈光覚〉」(出典:千載和歌集(1187)雑上・一〇二六)
  3. 植物しゃしゃんぼ(南燭)」の異名。〔名語記(1275)〕

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