さて置く(読み)さておく

精選版 日本国語大辞典 「さて置く」の意味・読み・例文・類語

さて 置(お)

  1. 一つ事態に対して格別の工夫配慮を加えず、そのままの状態に放置すること。そのままにする。捨て置く。問題としない。
    1. [初出の実例]「さばかり哀れなる人をさてをきて心のどかに月日を待ちわびさすらんよ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)浮舟)
    2. 「迷惑は偖置いて、大いに気が咎める」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む