岩石学辞典 「サナ岩」の解説 サナ岩 明るいダムクィエルン岩(damkjernite)に類似する噴出角礫岩である.角閃岩や交代作用を受けた花崗片麻岩などの捕獲岩を含んでいる.石基はアルカリ長石,エジリン,ネフェリン,方解石などからなる[Brögger : 1921].ブレガーはヴィベト岩質マグマとアルカリに富む花崗片麻岩の混成作用によると考えた[Brögger : 1921, Tomkeieff : 1983].ノルウェー,フェン(Fen)地方のサナヴァンド(Sannavand)の地名による. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報