サニディナイト

最新 地学事典 「サニディナイト」の解説

サニディナイト

sanidinite

広義には,サニディンまたはその他のアルカリ長石を主成分とする火成岩または変成岩。粗粒完晶岩にも斑状岩にも用いられる。C.W.Nose(1808)命名。狭義にはサニディナイト相の変成岩。ドイツのLaacher See地方の火山放出物として産するサニディナイトは,泥質結晶片岩が粗面岩質マグマによるパイロ変成作用を受け,ソーダサニディン・菫青石・ハイパーシン・珪線石などの鉱物組合せを示す。後者の用法はLaacher See地方の粗面岩中の結晶片岩の捕獲岩を研究したR.Brauns(1911)による。広狭両義に,玻璃(はり)長石岩の訳語があるが,最近あまり使われない。[山田 直利]

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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