最新 地学事典 「パイロ変成作用」の解説
パイロへんせいさよう
パイロ変成作用
pyrometamorphism
火山岩や小貫入岩体に取り込まれ,あるいは接した岩石が受ける高温の変成作用。接触変成作用の特殊なもの。変成岩は一部溶けることがあり,多くはサニディナイト相の変成岩となる。R.Brauns(1911)がLaacher Seeの粗面岩中の捕獲岩を記載するとき初めて用いた。泥質岩がパイロ変成作用を受けると陶器様外観のポーセラナイトができる。L.Milch(1922)のcaustic metamorphism(融食の意),C.W.Tyrrell(1929)のop-talic metamorphism(焼くの意)と同義。
執筆者:端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

