サハリン・シベリア開発(読み)サハリンシベリアかいはつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サハリン・シベリア開発」の意味・わかりやすい解説

サハリン・シベリア開発
サハリンシベリアかいはつ

ロシア再建のための外貨獲得の早道として,サハリンシベリアでは石油,天然ガスの開発が有力視されている。サハリン島北東部の沖合いでは,日本の資金とアメリカ石油大手の開発技術を結んで天然ガス開発プロジェクトが準備段階にあり,消費地の日本に輸出する計画である。ヤクーツクガス田など,東シベリアの開発プロジェクトも日本や韓国関心を集めている。アムール川流域の森林開発 (SKプロジェクト) や水産資源の開発も検討されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む