サバ・コンプレックス

最新 地学事典 「サバ・コンプレックス」の解説

サバ・コンプレックス

Sabah complex

マレーシア,サバ州に広く分布する付加体で,キナバル山の中新世後期の花崗岩質岩に貫入されている。従来,Crocker層やChert-Spilite層としてそれぞれ別個に取り扱われてきた。前者は厚い砂岩泥岩互層からなる海溝充塡積物や海段堆積層で,後者は超苦鉄質岩や蛇紋岩を含む緑色岩類・チャート・石灰岩・多色泥岩などの大小の外来岩塊を含むメランジュとみなされる。チャートから白亜紀初期の放散虫化石,赤色泥岩から始新世後期の有孔虫化石が産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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