サフィニア(その他表記)Petunia hybrida ‘Surfinia'; Surfinia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サフィニア」の意味・わかりやすい解説

サフィニア
Petunia hybrida ‘Surfinia'; Surfinia

ペチュニアの園芸品種。匍匐 (ほふく) 性で,こんもりと旺盛に伸び広がるのが特徴。他のペチュニアに比べて多花性で,生育がよければ春から秋の終りにかけて,茎葉をおおい隠すように咲き続ける。葉は対生し,卵形下部の葉にははっきりした葉柄がある。茎葉全体に粘りけのある細毛を密生させ,葉腋に漏斗型の花をつける。花色は紫紅色,紫,白のほか,花芯に向って絞りの入るタイプなどがある。直射日光好み,高温多湿に比較的強い。夏場に草姿が乱れて花つきが悪くなったら,枝を3分の1くらいの長さに切り戻すと,約1ヵ月後には再び開花する。花壇植えのほか,プランターやハンギングポットなどの容器栽培が適している。サントリーが,京成バラ園芸と共同で開発。

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