ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サムロンセン遺跡」の意味・わかりやすい解説 サムロンセン遺跡サムロンセンいせきSomrong Sen カンボジア,トンレサップ湖の南西,ストゥンチニット川右岸に位置する貝塚。古くから多くの学者が調査しているが,1901,23年には H.マンシュイが調査した。縄蓆文や沈線幾何学文の土器,有肩石斧や方角石斧が出土し,青銅器も存在する。新石器~青銅器時代に属するとされるが,おそらく後者が主と思われる。骨銛,土錘など漁労活動を示す遺物も存在する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by