精選版 日本国語大辞典 「サラセン文化」の意味・読み・例文・類語 サラセン‐ぶんか‥ブンクヮ【サラセン文化】 〘 名詞 〙 中世のサラセン帝国で発展した、ギリシア・ローマ文化やイラン・インド文化を吸収した国際的な文化。担い手はイスラム教徒、特にアラブ人。哲学、数学、天文学、化学、医学、地理学、歴史学、建築など多方面に独自性を発揮し、西欧ルネサンスに大きな影響を与えた。イスラム文化。回教文化。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例