サラセン文化(読み)サラセンぶんか

精選版 日本国語大辞典 「サラセン文化」の意味・読み・例文・類語

サラセン‐ぶんか‥ブンクヮ【サラセン文化】

  1. 〘 名詞 〙 中世サラセン帝国で発展した、ギリシアローマ文化イラン・インド文化を吸収した国際的な文化。担い手イスラム教徒、特にアラブ人哲学数学天文学化学医学地理学、歴史学、建築など多方面に独自性を発揮し、西欧ルネサンスに大きな影響を与えた。イスラム文化。回教文化。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android