サリウォン市(読み)サリウォン(その他表記)Sariwǒn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サリウォン市」の意味・わかりやすい解説

サリウォン(沙里院)〔市〕
サリウォン
Sariwǒn

北朝鮮,ファンヘプク (黄海北) 道の道庁所在地。ピョンヤン (平壌) 準平原の南部にあり,西方をテドン (大同) 江の支流であるチェリョン (載寧) 江が北流する。ピョンブ (平釜) 鉄道の要駅,ファンヘチョンニョン (黄海青年) 鉄道の起点で,運河を経てテドン江河口のナンポ (南浦) 市への水運もある。チェリョン平野の米,ダイズ,ウシなどを集散する。紡織総合機械工場のほか,農業機械,繊維,製粉などの工場がある。人口 22万 1000 (1987推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android