さりとは

精選版 日本国語大辞典 「さりとは」の意味・読み・例文・類語

さり‐とは

接続
先行事柄を受けて、後続判断が行なわれることを示す。そうだとは。そうとは。
浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上「かね取だましのそらせい文か、去とはわるいがってん」
② (①から転じて、感動をこめて用いる) さてもまあ。さてさて。
浮世草子好色五人女(1686)四「先祖ただしき御浪人衆なるが、さりとはやさしく情のふかき御かた」

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