さわたる(読み)サワタル

デジタル大辞泉 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

[動ラ四]ちょっと当たってみる。試みに交渉する。
何者にも―・り、仕合はせを直さうと存ずる」〈狂言記仏師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さわたる」の意味・読み・例文・類語

さ‐わた・る

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「さ」は接頭語 ) こあたりに当たってみる。試みにやってみる。
    1. [初出の実例]「田舎者と見えてなにやらどんどと申す程に、さわたって、見ませうず」(出典:狂言記・粟田口(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android