普及版 字通 の解説
8画
[字訓] かる・くさかりがま
[説文解字]
[字形] 会意
艸+殳(しゆ)。殳は草刈りがまをもつ形。〔説文〕一下に「艸を刈るなり」という。〔周礼、春官、肆師〕に「嘗(しやう)(祭)の日、(のぞ)みて來のを卜す」とあり、草除田のことは、国の大事として卜したものである。
[訓義]
1. かる、くさをかる。
2. くさかりがま、大きなかま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カル・クサカル・アハ・カイソグ
[語系]
sheam、斬tzheamは声義が近い。鏨dzamも同系の語。(殺)sheatとも声義に通ずるところがある。
[熟語]
夷▶・▶・刈▶・去▶・荒▶・柞▶・殺▶・斫▶・除▶・鋤▶・正▶・汰▶・▶・敵▶・討▶・穢▶
[下接語]
夷・載・梢・・掃
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報