サンヴィターレ教会(読み)サンヴィターレきょうかい

世界の観光地名がわかる事典 「サンヴィターレ教会」の解説

サンヴィターレきょうかい【サンヴィターレ教会】

イタリア北部の都市ラヴェンナ(Ravenna)の市街にある、八角形をしたレンガ造りの聖堂を持つ、548年に献堂された教会。このころ、ラヴェンナは東ローマ(ビザンチン)帝国の勢力下にあり、総督府が置かれていたことから、同市には初期キリスト教時代のビザンチン様式モザイクが数多く残っている。この教会では、その当時の代表的なモザイクの一つを見ることができる。教会内部のドームとその周辺は色鮮やかなモザイクで覆われ、中でも東ローマ帝国皇帝ユスティニアヌス1世と皇妃テオドラが描かれたモザイクは、ビザンチン美術傑作の一つとされている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む