総督府(読み)ソウトクフ

デジタル大辞泉 「総督府」の意味・読み・例文・類語

そうとく‐ふ【総督府】

植民地などで、総督長官としてその政務を行う役所日本も第二次大戦終結まで、台湾朝鮮に設置していた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「総督府」の意味・読み・例文・類語

そうとく‐ふ【総督府】

  1. 〘 名詞 〙 総督が政務を行なう所。特に、第二次大戦前の朝鮮総督府台湾総督府をいう。
    1. [初出の実例]「已に舟路一たび自由を許さば総督府の門前は必ず応に山師の市を為すべきならん」(出典:風俗画報‐一〇一号(1895)台湾の前途)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android