サーク島(読み)サークとう(その他表記)Island of Sark

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーク島」の意味・わかりやすい解説

サーク島
サークとう
Island of Sark

イギリス海峡南部にあるイギリス領チャネル諸島の島。ガーンジー島の東約 10kmにある小島で,面積約 5km2地峡で結ばれた北の大サーク島と南の小サーク島から成る。ウィリアム1世がモンサンミシェル大修道院に同島を 1040年頃寄進したのが最も古い歴史の記録。島では自動車交通が禁止され,現在も封建領主制が残っている。主産業は酪農を中心とした農業で,観光地ともなっているが,宿泊施設が限られるため,ガーンジー島からの日帰り観光が中心。人口 500 (1986推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android