ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーマン朝美術」の意味・わかりやすい解説 サーマン朝美術サーマンちょうびじゅつSāmānid art サーマン朝治下の中央アジア,東部イランのイスラム美術。ブハラ,サマルカンド,ニシャプールを中心に発展。代表的建築としてブハラのイスマーイール廟があげられる。正方形の建物の四壁にそれぞれアーチをもつゾロアスター教神殿に似た形式をもち,文様積み煉瓦による壁面装飾が施されている。アラビア文字,動物文,小花模様などを描いた彩画陶器が各地で盛んに製作された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by