サーミスター流速計(読み)サーミスターリュウソクケイ

化学辞典 第2版 「サーミスター流速計」の解説

サーミスター流速計
サーミスターリュウソクケイ
thermistor flow meter

サーミスター素子に定電圧で微少電流を流し,発生した熱の一部が周囲を流れる流体に移動することにより温度が変化する.そのときの温度変化から,素子の周囲を流れる流体の速度を求める一種の熱式流速計.サーミスターは金属酸化物を主原料とする抵抗体で,素子の大きさは1~10 mm 程度である.衝撃に弱いので,通常,その表面にガラス被覆がほどこされているため,応答速度は熱線風速計よりは速くない.しかし,温度による抵抗値の変化が大きいため感度が高く,したがって発熱させる温度も低く選ぶことができるなどの特長をもっている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む