さ寝床(読み)さねどこ

精選版 日本国語大辞典 「さ寝床」の意味・読み・例文・類語

さ‐ねどこ【さ寝床】

〘名〙 (「さ」は接頭語) ねどこ。特に、男女共寝をする床(とこ)
書紀(720)神代下・歌謡沖つ藻は 辺(へ)には寄れども 佐禰耐拠(サネドコ)も 与(あた)はぬかもよ 浜つ千鳥よ」

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デジタル大辞泉 「さ寝床」の意味・読み・例文・類語

さ‐ねどこ【さ寝床】

寝る床。特に、共寝をする床。
「沖つ藻はには寄れども―もあたはぬかもよ浜つ千鳥よ」〈神代紀・歌謡〉

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