ざっし

精選版 日本国語大辞典 「ざっし」の意味・読み・例文・類語

ざっ‐し

  1. ( 打消の助動詞「ず」の連用形「ざり」に過去の助動詞「き」の連体形「し」の付いた「ざりし」の変化したもの。促音無表記で「ざし」とも ) …しなかった。
    1. [初出の実例]「何ぞ况哉先祖にもいまだきかざし太政大臣をきはめさせ給ふ」(出典:平家物語(13C前)二)
    2. 「漢土に仏法いまだわたらざっし時の儒家、道家」(出典:日蓮遺文‐開目抄(1272))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む