ざんざら笠(読み)ザンザラガサ

デジタル大辞泉 「ざんざら笠」の意味・読み・例文・類語

ざんざら‐がさ【ざんざら×笠】

編み上げたすげ末端を切りそろえずに笠の頂部に出す菅笠江戸時代宿駅馬子駕籠かごかきなどが用いた。また、頂部に造花を挿して祭礼にもかぶった。

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精選版 日本国語大辞典 「ざんざら笠」の意味・読み・例文・類語

ざんざら‐がさ【ざんざら笠】

  1. ざんざら笠〈守貞漫稿〉
    ざんざら笠〈守貞漫稿〉
  2. 〘 名詞 〙 菅笠(すげがさ)一種。編みあげた菅の末を切りそろえないでそのまま頂に出したもの。宿駅の馬子、かごかきなどが用いた。また、頂に造花をさして祭礼笠としても用いた。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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