シエナのドゥオーモ

世界の観光地名がわかる事典 「シエナのドゥオーモ」の解説

シエナのドゥオーモ【シエナのドゥオーモ】

イタリア中部のトスカーナ地方のシエナ(Siena)にある大聖堂(ドゥオーモ、司教座聖堂)。世界遺産に登録されている「シエナ歴史地区」の中心、カステルヴェッキオの丘の上に建つ。建物はロマネスク様式だが、ファザード(聖堂正面)部分だけはゴシック様式で、同国で最も美しいゴシック様式のファザードといわれている。1220年代に着工したとされるが、詳細は不明。見事な彫刻の装飾があり、回廊大理石の装飾絵は、毎年一定期間だけ公開されている。また、シエナ派の芸術作品の宝庫で、ミケランジェロベルニーニをはじめとするルネサンス、バロック期の芸術作品も多数所蔵している。この大聖堂に、司教館、サンジョヴァンニ洗礼堂、ピッコロミーニ図書館などの建物が寄り添っている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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