シェルデリュプ=エッベ(その他表記)Schjelderup-Ebbe, Thorleif

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェルデリュプ=エッベ」の意味・わかりやすい解説

シェルデリュプ=エッベ
Schjelderup-Ebbe, Thorleif

ノルウェーの生態学者。動物集団における順位制概念を確立した。ニワトリの集団を対象観察を行い,ある個体が別の個体をつつくことによって両者の間の優劣関係が決められること,このような方法によって集団の構成員の順位が決定されて集団に秩序が与えられることを明らかにした (1922) 。これは,動物社会の構造に関する研究のさきがけとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む