しくわす

精選版 日本国語大辞典 「しくわす」の意味・読み・例文・類語

し‐くわ・す‥くはす

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 ものをかみあうように作る。仕かける。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「又灯明は、台に砂時計を仕(シ)くはし、油をぬき取事ぞ」(出典浮世草子世間胸算用(1692)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android