しとやか

精選版 日本国語大辞典 「しとやか」の意味・読み・例文・類語

しと‐やか

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 ) 言語動作などが落ち着いてもの静かであるさま。優雅で上品であるさま。また、つつしみ深いさま。近代では、ふつう女子の言語、挙動についていう。
    1. [初出の実例]「小鳥はおほかれども、しとやかなるも、あるに」(出典:名語記(1275)九)
    2. 「いかにもいかにもそぞろかで、しとやかに立ち振る舞ふべし」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)二)

しとやかの派生語

しとやか‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android