シドニー・ジェームスウェッブ(その他表記)Sidney James Webb

20世紀西洋人名事典 の解説

シドニー・ジェームス ウェッブ
Sidney James Webb


1859.7.13 - 1947.10.13
英国の社会学者,経済学者,政治家。
元・労働党上院議員,元・商務相,元・植民相。
ロンドン生まれ。
下層中産階級の出身で、妻は経済学者ウェッブ・ビアトリスでともにイギリスの社会改革のために貢献した。陸軍省勤務の後、1885年フェビアン協会に参加。’92年ビアトリスと結婚し、「労働運動組合史」(1894年)、「産業民主論」(1897年)をはじめ夫妻共著は数多い。1922年下院に選出、商務相(’24年)を経て、’29年パスフィールド男爵の称号をうけ上院に移り、植民地相をつとめた。’11年来日し、東京で講演した。夫妻の共著は大正デモクラシー期に多く邦訳されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む