しなざかる

精選版 日本国語大辞典 「しなざかる」の意味・読み・例文・類語

しな‐ざかる

  1. 国名の「越(こし)」にかかる。意義や、かかり方は未詳。「しな」は階や級、品などの意、「さかる」は離れる意で、幾山坂を越えて遠く離れたの意か。一説に、品格が落ちて上下の差の大きいいなかの意とする説もある。
    1. [初出の実例]「大君の 任(まけ)のまにまに 之奈射加流(シナザカル)(こし)を治めに」(出典万葉集(8C後)一七・三九六九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出 大君

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む